2013年3月22日金曜日

高専カンファレンス in 津山と!

高専カンファレンス in 津山に行ってきました。

テメエ、報告ブログおせえじゃねえか、って?
遠足の後、フラフラと高知の方まで放浪していたので遅くなりました(^ω^)
まぁそっちの方は、単に大阪湾でも瀬戸内海でもなく太平洋が見たい、というだけの理由だったのでこの記事ではあまり触れません。

今回は津山高専カンファの感想を、最近考えている意識の高低とプロダクトの有無についての妄想を交えて書いてみたいと思います。感想と妄想のフュージョン!!

意識

"意識高い"ってバズワード、流行ってますね。良い意味でも悪い意味でも使われていますが、抽象的過ぎてそれが言いたいだけとちゃうんかって場合もよく目にします。
とはいえ、かつての僕も「起業っ!マーケティングッ!太ももっ!」と躍起になっていた頃は、確かに意識高かったのでしょう。しかしながら、高めすぎた意識をコントロールできず、暴走、起業ではなく渡豪という方向に走って、ガス欠になり、今ではすっかり冷めきってしまいました(^ω^;)

意識の高さとコンテンツ力(りょく)

また、"コンテンツ力"ってバズワードもありますよね。「こんてんつか」と読まないように注意しましょう。コンテンツ力というのは人物の求心力や、プロダクトがユーザの心を掴む力など、サービスやコミュニティから見た人を惹きつける力を指しているようです。

そうすると意識の高さって自分自身のコンテンツ力を大きくしようとするエネルギーのようなものと言えそうです。ただ、引力は重力場において質量のある物体がないと働かないし、クーロン力は電界において電荷がないと働かないのと同じように、意識の高さもコミットメントがないとコンテンツ力を発生させないのではないでしょうか。
コミットメントは、コニュニティやソーシャルに対する働きかけのことで、エンジニアであればプロダクトのリリースがコミットメントの主たるものでしょう。まぁ結局よく言われていることなのですが、意識だけ高くてもダメってのは大事なことなので何度でも言いましょう。

津山高専生のコンテンツ力は高かった

前日卒業式で他の企画も並行して運営に関わっていたらしい実行委員長や、新卒で会社立ち上げたり、ライブコーディング始めたりするOB、3年生にして超アクティブなシステム研究部(であってる?)の部長達は意識高いだけでなく、コンテンツ力も大きかったです。
あまりの意識の高さにあてられて古傷が疼き、僕はその後に放浪を余儀なくされました(^ω^)

3年生のシステム研究部部長や、1年生の学生もUst配信で手伝っていたりOB・OGに続く世代も活発だったので上手く世代交代していくのではないかと思います。

逃げるな、作れ。

意識の高さってのはプロダクトを作ること以外では報われないんだと思います。プロダクトがアプリケーションであれサービスであれマシンやマテリアルであれ、何かしらモノを作って聴衆の目の前に掲げて称賛される満足感でないと消化不良を起こしちまうんです。
そんなことを放浪中に考えていたら僕もいつまでも逃げ続けられないなぁと思ったので、そろそろ受託を整理して、自分のプロダクトを作ろうと感じた次第です。

高専カンファレンス in 津山の実行委員の皆さん、お疲れ様でした。
おかげさまで良いきっかけを得られました。どうもありがとうございます。
また、参加者の皆さん、またどこかでお会いしましょう(^-^)ノ

追伸:ホルモンうどん旨かったッス。また食いに行きます。

2012年12月20日木曜日

高専生の留学はループする

こんばんは!Kosen Advent Calendar 20日目担当は奈良高専のホットマンです!
昨日のうなすけさんの「来た時よりも美しく」、僕もシェアハウスで集団生活を経験していたので共感するところが多いです。シドニーのシェアハウスは度を超す不潔さでストレスがマッハでしたね(汗

さて、僕のテーマは留学についてです。
厳密には留学の名を騙ったモラトリアムのことです(漂いだす不穏な空気…
今夜は僕のオーストラリア留学(笑)体験と絡めて、高専生の留学について一つお話したいと思います。

fig.1 オーストラリア・ゴールドコーストにて

晴れて僕が専攻科に合格した2011年の初夏、僕は重い五月病を患っていました(白目
5年連れ添ったクラスメートのほとんどと離別したこと、6年目のキャンパスへの飽き、無駄に高まった意識に対して成果が得られないことへの失望感などなどが原因でした。そしてそんな折、和歌山の加太という街の、海が見える露天風呂に浸かりながら僕は思ったのです、
「ああそうだ、海外に行こう。」、と。

ワーキングホリデーという制度をご存知でしょうか。
ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)とは、青年同士の国際交流を盛んにするため、いくつかの国と国の間で設けられている渡航制度のことです。この制度は18歳から30歳までの年齢制限があるものの、一般的な観光ビザでは滞在できる期間が最大3ヶ月程度であるのに対し、この制度で発行されるビザは1年もの滞在を許可されます。その上アルバイトなど就労することもできるので、貯金が少なくても長期滞在できるナイスな制度なのです。

僕は昨年10月からこのワーホリビザを使ってオーストラリアに渡りました。
重症化した五月病が待ったなし療養を求めていたので、通常半年から1年かける準備を3ヶ月で終わらせて、単身渡豪したのです。この時、下調べすっ飛ばしたことが後から効いてきます。
オーストラリアではサーフィンをしたり、パーティをしたり結構なリア充体験をすることができました。そして、何より得られたものの中で大きかったのがプログラミング能力の向上でした。オーストラリアで1年、あらゆる課題やしがらみから解放されてひたすらプログラムを書き続けた結果、メキメキと実力が伸びました。復学した現在では、学生をしながら某企業でプログラミング戦士として雇われたり、個人でお仕事請け負ったりできるようになりました。渡航前はプログラミングに劣等感を抱いていたので、これはとても嬉しい変化です。

その一方で、僕は重大なミスを犯していました。
それは復学後に明らかになりました。

『通年科目の単位の合算ができない。』

そうです。実は10月に休学すると、通年科目の前期分と、翌年10月から復学して取得する後期分の単位をマージできないのです。つまり、僕は去年の通年科目を復学した今年も受けられず、来年受け直さなければならないのです。
そしてこのミスは波及します。僕の通う専攻科にはセミナーと呼ばれる1・2年合同の通年科目があります。察しの良い方はもう気づかれたと思います。即ち、僕は現在専攻科2年目ですが、来年専攻科1年のセミナーを受け直し、再来年専攻科2年のセミナーを取らなければならないため、合計4年専攻科に通わなければならなくなったのです。

fig.2 ホットマンの進級過程

僕を残して同級生や一個下の後輩達が先に卒業していくのです。さながら永久に歳をとらず、自分以外の者がみんな死に、最後には一人になってしまう不老不死になった心境です。
あるいは、通常2年で卒業できる専攻科を僕はまだ2年以上通わなければならないのです。残りの年月だけ考えれば、専攻科入学を控えた本科5年生と同じ。僕は2年近く前に本科は卒業したはずです。これは流行りもののループものなのか!?台本はどこだよオイ!!?

まぁ上の問題については実は渡航前に指摘されていたのですが、当時の精神状態では乗りかかった船から降りるだけの理由と認識できず、また何か困ったことになっても未来の俺が何とかしてくれるだろうと思っていたので強行してしまいました。未来の俺からすればいい迷惑です(^ω^#)
でもいいでしょう。大学と比較してお安い授業料(年間25万円)を払って、もう一度モラトリアムを愉しもうと思います。まだまだ身につけなければならない技術はたくさん残っていることですし、前向きに捉えることにします。(ちなみに最後の1年の授業料は自分で働いて払うことにしています。

何にしても、留学は良い経験になります。1年好きなことを自由に勉強できることは後の学業・研究に活きてきます。全てのことを自分でしなければならないので、実家暮らしのアマちゃんの僕が生活力を養うには丁度いい機会でもありました。また僕は武者修行に明け暮れていたからなかったけれど、ステキな出会いもあるかもしれません。

ですが、高専において休学する時期だけは、4月からにしておいた方がいいでしょう。
読了ありがとうございました。明日はむらやまさんです!


2012年11月15日木曜日

dynabook R822・タブレット変形キタ――(゚∀゚)――!!


うおおおおおお!!dynabook Rシリーズでついにタブレット変形できるウルトラブックが出た!!

"dynabook"という名前はパソコンの父・Alan Kayが提唱した、理想の個人向けコンピュータとはダイナミックメディア機能を持った本のような形のデバイスになるというダイナブック構想に由来している。が、その東芝が以前作ったタブレット端末に付けた名前はレグザタブレット(なんでや!!

レグザタブレットで押し通すのかと思っていたが、これはWindows 8のおかげですね。
dynabookユーザとしては胸のすくニュースでした。

タッチ対応コンバーチブル ウルトラブック dynabook R822

2012年11月11日日曜日

シドニーなう(後編)とそれから

シドニーなう(前編)の続きと、それからのお話です。


予告していたフィッシュマーケットの写真です。




いかにも市場って感じです。




さかなさかなさかな~
あんまり魚に詳しくないのですが日本でも見るような魚が揃っていました。




貝類も豊富です。
意外とアジア系のスタッフが多いです。
調理したものを売る店も併設しているのですが、そちらは殆どアジア系、というよりは華僑の人たちが多かったです。お客も中国の人たちが半分ぐらいでした。



僕も横のテラスでアジの開きっぽいものを食べました。
美味かったけど持参した箸がなかったら食べるのが難しかったぜ(^^;

ところ変わって次はチャイナタウンです。






観光としてそれほど感動するほどのものではなかったけど、やはり中国人は世界のどこにいってもコミュニティを築いているのだなぁと感心しました。
余談ですが、中国語を話す友達もかなり増えたので最近中国語の入門書買いました。何か良いツールをご存知の方は是非教えてください( ´ ▽ ` )ノ



さて、ここまでただの風景写真をつらつらと貼り付けてきただけですが、他に何かしなかったのかと問われれば実はシドニーではあまり遊ばずにひたすらプログラムを書いていました。
僕は情報工学科の学生であったもののプログラミングが得意でないのがコンプレックスだったので、この時は課題や研究のしがらみがなかったこともあってとても集中することができました。
ひたすらひたすら書いて、料理を作るのもめんどくさかったのでリンゴばっか食ってたら5kgほど体重が落ちていました(単にエネルギーの摂取量が減ったということでリンゴのダイエット効果かどうかは不明です(笑)

そうこうしている内に、ある日、業務システムのクラウド化の仕事を頂きました。PCが壊れかけだったので前払いしてもらったお金でPCを新調して、一人で設計から実装、スタイル、デプロイを行いました。見積もりが甘かったので安い仕事になってまいましたが、まぁ良い経験になったと思います。

そして、この後ケアンズに寄ったりしたのですがようやく帰国の途につきました。今はもう帰国してから結構な月日が経ちました。プログラミングの修行のおかげで今はプログラマのバイトと個人で受託開発をしています。(復学もしました。

今後はそのケアンズのエピソードや帰国後の旅の話を気が向いた時に書いていきます。
それと、唐突ではありますが、旅人が旅人プログラマになったのでこれからは技術系の記事も書いていこうと思います。その手の記事は僕の備忘録なのでこれまでここを訪ねてくれた方の興味を惹くものではないとは思いますがご勘弁ください。(もちろん旅記事も継続して書いていきますb

ということで、ひとまずオーストラリア紀行をこれにて終えさせていただきます。
拙い紀行でしたが読んで頂いてありがとうございました!

2012年5月4日金曜日

シドニーなう(前編)

伸びません。

今、僕はシドニーにいます。
来るまではオペラハウスぐらいしか知らなかったけど奥深い面白さがありましたので久しぶりに記事を書きたいと思います。


ハーバーブリッジはオペラハウスの次にくるシドニーのシンボルでしょうか。
橋の全景はオペラハウスとセットでよく見るのですがこのように横が歩道になっているので実際に渡りながら見ると迫力が違いますねー


橋とオペラハウスの間にはロックスと呼ばれる開拓時代からの情緒がある街があります。


こんな路地にしか見えない道に入っていくと


小洒落たお店が連なる通りに出たり



遺跡みたいなところに出たり


夜に来たい良い感じのレストランがあったり、ロックスは探検すると面白いところです。

シドニーは橋の南側がかなり凝縮されていて、ハーバーブリッジ・ロックス・オペラハウスは歩いて行き来できます。もっとも、シドニーの中心部自体もそこまで大きくないので体力のある人なら一日で全体を歩いてまわれると思います(私とかね

まぁそんなバカな手段をとらなくても無料のシャトルバスが頻繁に街を回っているのでシドニー観光するならそれに乗るのがいいでしょう。次は中心部に行きます。


中心部にはバスの他にもモノレールや路面電車も通っています。


上の何か豪華な建物はショッピングモールです。なんでも世界一美しいらしい。

シャア「見せてもらおうか、(オーストラリア)連邦のショッピングモールの美しさとやらを!」




中にあったおもちゃ屋さんです。
ガンダム作中でシドニーはコロニー落としで消し飛んだというのに

話がそれました。中の様子はこんな感じ。



素敵な時計が何個もぶら下がってます。
中央の入口にはステンドグラスがありました。



エレベーターが金網。ふとダイ・ハード3を思い出した。


まぁ世界一ってのは建物であって中身についてはこっちでは割と普通の作りですねー。
で、お向かいのビルには、


我らが紀伊国屋があります。
日本語の書籍も売られており、こっちのビルのが好きだぜ。

とまぁシドニーには他にもフィッシュマーケットやチャイナタウンなど見どこがたくさんあるのですが、長くなるので今日は一旦ここまでにしておきます。お付き合いありがとうございました。


2011年12月20日火曜日

洒落乙ブリスベン

もう一ヶ月に一本のペースが定着してきましたね。ちょっと自己嫌悪;
まぁそれはそれとして今日のテーマはブリスベンです。二、三度訪ねて写真がそこそこ増えたので紹介してみます。



ブリスベンはシドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市だそうです。確かにデカい。
そしてセントラル駅の出口がこんなんでした。

洒落乙やね。(向こうのホテル邪魔だったな

美術館か博物館かと思ったらカジノだそうです。日本にはない文化ッスねー。
この後、ブリスベンの中心から少し離れたトゥーワングというところに行きます(プログラミングの勉強会があったので
そして見つけたぞ、日本の文化を!!


珍妙な寿司とか鉄板焼きのレストランより懐かしさを感じました。
まぁ一枚で自重しておきますw
再び中心部へ


ブレているけど時計塔。手前にクリスマスツリーがあって洒落乙ですが、南半球につき今は夏なので実際には気温と雰囲気の間に違和感があります。

まぁそれでもこの街は洒落乙なのですが…








それではまたらノシ(笑

2011年11月19日土曜日

オーストラリアでの暮らし その1

ご無沙汰しています。オーストラリア留学中の高専生ことハヤシです。
最初の意気込みはどこへいったのかとつっこまれそうなほど更新に時間が空いてしまいましたね。ごめんね(´・_・`)

これまで結構いろいろありました。やっと本当に余裕ができてきたので少しずつ順序立ててその報告や近況、考えたことなどを書いていきたいと思います。
それでは、まずは簡単に最近の衣食住の状況から。

オーストラリアは今、夏です。なので半袖半ズボンです。
Twitterでの寒い寒いというツイートに違和感を覚えています(笑
今年は雨が少ないらしく、こんな快晴がほぼ毎日続いています。

火曜日はドミノピザが安く、一枚10豪ドル(約800円)以下で買えちゃいます。
日本のピザと比べるとはるかに安い!!
とはいえピザばかり食べていたら太るので普段はスーパーや日本食ショップで買った材料で自炊しています。やはり毎日自炊していると母親の偉大さに気づかせられちゃいますねー。それに魚介類はあまり売ってないし、豚バラもないのでレパートリーが狭められています(^^;;

あと、今はホームステイを後にしてフラット(平屋)のルームシェアに住んでいます。
その辺りのことは後日、とある試みの結果が出てから詳しくご報告したいと思います。


さて最近のお気に入りの場所はここ、ブロードビーチ図書館。
1~2年前に改修されたオシャレな内装と、WiFi・電源・ソファ完備でこの僕にもってこいの場所じゃないか。

用事がなければだいたいここに来て勉強しています。
英語に翻訳された漫画や日本語の本なども置いていますが、だいたいはiPadに入れたO'Reillyなどを読みながらコーディングしたり、英語の勉強したりしています。


だいたいの衣食住と余暇の過ごし方はこんな感じです。とはいえだいぶ端折ったのっで、近況はちょくちょく記事に書きたいと思います。
それでは今日はこの辺りで、See you. ノシ